(倉木先生)
私は4回生と同級生?
倉木 常夫
私は4回生と同級生?
古い話ですが、昭和27年4月弱冠22才の若造だった私は緊張しながら松濤中学に行きました。その意味で同級生です。
それから松濤をやめるまでの5年間、松濤におられた総ての方からいろいろなことで刺激を受け、学ばせていただきました。当然4回生もその中に入ります、同期会に呼んでいただき、いまだに皆さんから刺激を受けています。
70の手習い
70才になって勉強を始めました。(学生の時には遊んでばかりいたのに・・・)
息子や甥に笑われたり、叱られたりしながら必要に迫られてパソコンをいじり始めたのです。高野山の或るお寺さんの過去帳を翻刻し、エクセルに整理して入力してデーターとして利用するためです。(因みに過去帳の記録は近世つまり明治より古い記録に限りました)
皆さんが知っているお寺でも過去帳は普通見せてくれません。いろいろなご縁で信用していただき、出版することがOKになったのです。
逆に、いい加減な気持ちでは出来ません。或る意味では必死です。
本音と建て前
来年3月頃には出版できるでしょうが、面白いことがわかりましたので内容の一部を簡単に紹介します。
誰を供養しているかをデーターから引き出したところ、群を抜いて多かったのは「母親」でした。次は「先祖代々」のような家に関連したもので、「父親」は三番目でした。
近世江戸時代は家を大事にし、男中心の社会であったと云われています。しかし、ふつうの庶民(といってもこの記録に係わっているのは農民ですが)の心の中では、言い換えれば本音は、母親に対する気持ちが一番であったと言うことになるのではないでしょうか。
現代或いは50年後に同じように供養させたならば、日本人は誰を一番大切に思い供養するでしょうかね・・・・・
てな事をやっています。ボケ防止のために。
皆さんのご活躍を期待しています。
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